チェチェンへの旅 2008年秋
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ふと、牛舎の土間を見るとシェルターへの入り口に気づいた。分厚いコンクリートの下に家人が避難できる
スペースが用意されていた。
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この家の女主人。バイエフ医師の姪である。夫に先立たれ、まだ小さな息子と新居に暮らす。
看護婦として働く、グローズヌイ市立第9病院に出勤する前に、息子を保育所に送る。
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