チェチェンへの旅 2008年秋

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グローズヌイ市立第9病院。比較的に破壊が少なく、最初に再建された病院である。ここの神経外科
医局を足場に、米国から一時帰国のたびににバイエフ医師はボランティア医療活動を続けてきた。
この病院に、彼の姉と姪が看護婦として働いている。



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グローズヌイ市立第9病院の神経外科医局 医師たちはみな若く、気の良い人々だった。年配の医師
たちの多くが、戦争で死んだり、殺されたり、国外に去ってしまったことがチェチェンの医療現場の悩み
の種だ。



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診察するハッサン・バイエフ医師。グローズヌイ市立第9病院神経外科医局の一隅で赤ちゃんの障害を
診る。高い出生率の陰で急増した口唇口蓋裂など、以前のチェチェンでは考えられなかった障害児が
沢山産まれてくるようになった。

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