チェチェンへの旅 2008年秋
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文化省庁舎。チェチェンを代表する文化が歌と舞踊だ。共和国文化センターを兼ねた庁舎前には
民族舞踊の踊り手の像があった。
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チェチェンでは2008年初夏に国際映画祭「ノアの箱舟」を賑々しく開催した。当事者は毎年やるのだと、
意気込んでいたが、その後、開催されたという話を聞かない。
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ドキュメンタリー映画、踊れ、「グローズヌイ!」にも登場するアミナート・アフマードワは最も人気のある若手
歌手、舞踊家の一人となった。父親のラムザン・アフマードフは、子ども歌舞アンサンブル「ダイモーク」の
指導者である高名な舞踊家だ。ラムザンの事務所は、芸術センターを兼ねる文化省庁舎内にあるが、
ロシアに「ダイモーク」を引き連れて客演中ですれ違いとなった。その後、ラムザンは、文化省第一次官に
任命された。
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文化相を務めるディカロ・ムザカーエフ氏も高名な舞踊家だ。チェチェン伝統舞踊の話になったら、話が
止まらなくなった。私は自分の制作・演出した「宮内庁 雅楽」の8巻組みDVDセットをプレゼントした。
彼は私にチェチェンのパパフ(毛皮帽)をくれた。
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